・トゥムストンでワイアットは2番目の(しかし内縁の)妻のマティと不仲になり、その頃郡保安官ジョン・ビアンと付き合っていた、ジョセフィン・サラ・マーカスと三角関係になり、結局ジョセフィンを手に入れる。
・カウボーイズらのカウンティ党(民主党支持)と、アープ組の法と秩序党(共和党支持)の対立。それは、後にカーリー・ビルによるフレッド・ホワイト保安官殺害事件となり、両陣営の亀裂をさらに深める。
・駅馬車強盗の容疑者として、ドク・ホリデイがジョン・ビアンにより逮捕される。後に無罪判決となる。
・駅馬車強盗の犯人に関する闇取引(アイク・クラントンに対して、仲間を売るように持ち掛けた)に関する諍いで、アイク・クラントンはワイアット、ドク・ホリデイ双方と喧嘩状態になる。
・このようないきさつにより、アイク・クラントンは、「アープ兄弟と決闘だ」、「ワイアットを殺す」と町の仲間らに言いふらしており、アープらも「決着」をつけなければいけない気持ちになっていた。ドク・ホリデイは、半ば死に場所を探しているような節があり、最初からこのいざこざに加勢するつもりでいた。
当日は、フライ写真館の隣にある空き地から、フリモントストリートに出たあたりで、カウボーイ組が銃を所持しているので、武装解除するべきとの市民の忠告を受けた、バージル・アープは、彼らをただ武装解除するだけのつもりで出かけた。
決闘後、アープ組は全員殺人罪で起訴されたが、全員無罪となった。この判決を受け、カウボーイズ組はバージルとモーガンを闇討ちし、バージルは腕を、モーガンは命を失う。その後、ワイアットアープら、自警団はモーガン殺害の実行犯と見られたフランク・スチルウェルをツーソン駅構内で殺害したと言われている。
ちなみに、日本語訳されたOK牧場であるが、O.K. Corralのコラルとは、いわゆる牧場ではなく、貸し馬や馬を預かったりする、この時代特有の商売だったようだ。西部劇の定番として複数回映像化されている。
ja.wikipedia.org/wiki/
アープ組
- バージル・アープ - 市保安官で、ワイアット・アープの兄 右太腿負傷
- ワイアット・アープ - 市保安官 無傷
- モーガン・アープ - ワイアット・アープの弟 負傷
- ドク・ホリディ - ワイアット・アープの友人 大腿部打撲
カーボーイ組
- アイク・クラントン - オールド・マン・クラントンの子 決闘には不参加(逃走)
- ビリー・クラントン - オールド・マン・クラントンの子・アイクの弟 死亡
- フランク・マクローリー - アイクの友人 死亡
- トム・マクローリー - フランクの弟 死亡
- ビリー・クレイボーン - カウボーイズの知り合い 決闘中に逃走
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